2005年 11月 09日
バトル漫画とか |
少年漫画の基本がバトルの連続によって成り立っている。
というのは良く言われておりますが、
そのバトルの見せ方について4つのパターンがあることが
オレが立ち読みしている際に発見されました。
パターン1:漫画で表現できて、勝敗がわかりやすいパターン
一番よくあるパターンです
漫画誌面上で勝負の過程を描くことができて、勝ち負けも
見ている人にわかりやすいタイプ。
ようするにバトル漫画やスポーツ漫画がコレにあたります。
パターン2:漫画で表現できず、勝敗がわかりやすい
読んでる読者はイマイチ勝負の内容は理解できませんが
勝敗の結果が分り易いタイプ
なんだよそれ。と思うかもしれませんが
囲碁、将棋、麻雀系の漫画がコレにあたります。
正直見ている人がルールをろくに知らなくても
なんだかすごい演出やら、対戦者の過去の回想とかを
上手く織り交ぜて話を展開させていきます。
書いている本人すらルールをよく知らないって場合もあるそうです。
よく分らない人は 能条純一先生の「哭きの竜」でも読んでください。
演出とハッタリが命のタイプの漫画ですか。
パターン3:漫画で表現できず、勝敗が分りづらい
もうなにも分らないパターンですが、
料理、音楽系の漫画がコレにあたります。
そもそも、料理も音楽も漫画にどう描いたって
読者は体験できませんし、どっちが勝っているかなんてのも分りません。
ようは食べた人が材料のウンチクなんかを散々行ったあげくに
涙を流しながら故郷のことを思い出し
それに比べて山岡はんのてんぷらはカスや
とか言い放って勝敗を無理矢理付けてもらいます。
ウンチクとハッタリが命のタイプの漫画ですな。
パターン4:漫画で表現できて勝敗が分りづらい
コレが一番難しいです。っていうか見たことありません。
あるとしたら、絵画や漫画を競うタイプの漫画になるでしょうか
2人の絵を見せ比べてどっちが上手いか?
なんてのはパターン3と異なり読者にも判断できてしまう、
しかし実際どっちが上手いかなんていう明確な判断基準はもたせられない、
そりゃあからさまにどっちかを下手に書けばよいけど
あまりに実力差があったらリアリティーに欠けてしまう。
「よーっし見やがれ!コレが史上最強に面白いどんな読者も楽しめる漫画だー!」
なんて漫画思いついたのなら、漫画のキャラに書かせないで
作者本人が書けばいいじゃないかって話ですし。
仮に漫画の勝負をするタイプの漫画を書くとしても
漫画の誌面を光らせて読者には読ませずに、
パターン3に落とし込むのが通常のやりかただろう。
そんなパターン4に当てはまるジャンルの中で
「お笑い」ネタって言うのもあります。
主人公が放ったお笑いのネタに対して
ライバルがより面白いお笑いのネタを放つ。
主人公のネタ、ライバルのネタ共に読者には見せた上で
どっちが面白いかを漫画上で断定しないといないわけです。
これでライバルのネタがあからさまにつまらなかった日には、
一昔前に乱立したテキストサイトでどーっしょうもないネタに対して、
Font Size =6 になってしまっているような
軽いめまいを覚えてしまうのです。
チャンピョンでフリオチってお笑い目指すタイプの漫画あったんだが
やはり一瞬で消え去っていました。
少なくとも僕は上に指摘した課題はまったくクリアーされてなくて
読んでて微妙感満点だったのを覚えている。
まあ、このジャンル制覇できたら天才だと思います。
漫画内漫画ではサルマン内にとんち番長という超名作があったけど
あれは相原、竹熊の天才2人に漫画の神が降り立ったときの漫画だから
凡人にはそうそう書けないと思います。
っていうかバトル漫画方式じゃないしなサルマンは
そんなわけで「べしゃり暮らし」を生暖かく見守っていきたいと思います。
というのは良く言われておりますが、
そのバトルの見せ方について4つのパターンがあることが
オレが立ち読みしている際に発見されました。
パターン1:漫画で表現できて、勝敗がわかりやすいパターン
一番よくあるパターンです
漫画誌面上で勝負の過程を描くことができて、勝ち負けも
見ている人にわかりやすいタイプ。
ようするにバトル漫画やスポーツ漫画がコレにあたります。
パターン2:漫画で表現できず、勝敗がわかりやすい
読んでる読者はイマイチ勝負の内容は理解できませんが
勝敗の結果が分り易いタイプ
なんだよそれ。と思うかもしれませんが
囲碁、将棋、麻雀系の漫画がコレにあたります。
正直見ている人がルールをろくに知らなくても
なんだかすごい演出やら、対戦者の過去の回想とかを
上手く織り交ぜて話を展開させていきます。
書いている本人すらルールをよく知らないって場合もあるそうです。
よく分らない人は 能条純一先生の「哭きの竜」でも読んでください。
演出とハッタリが命のタイプの漫画ですか。
パターン3:漫画で表現できず、勝敗が分りづらい
もうなにも分らないパターンですが、
料理、音楽系の漫画がコレにあたります。
そもそも、料理も音楽も漫画にどう描いたって
読者は体験できませんし、どっちが勝っているかなんてのも分りません。
ようは食べた人が材料のウンチクなんかを散々行ったあげくに
涙を流しながら故郷のことを思い出し
それに比べて山岡はんのてんぷらはカスや
とか言い放って勝敗を無理矢理付けてもらいます。
ウンチクとハッタリが命のタイプの漫画ですな。
パターン4:漫画で表現できて勝敗が分りづらい
コレが一番難しいです。っていうか見たことありません。
あるとしたら、絵画や漫画を競うタイプの漫画になるでしょうか
2人の絵を見せ比べてどっちが上手いか?
なんてのはパターン3と異なり読者にも判断できてしまう、
しかし実際どっちが上手いかなんていう明確な判断基準はもたせられない、
そりゃあからさまにどっちかを下手に書けばよいけど
あまりに実力差があったらリアリティーに欠けてしまう。
「よーっし見やがれ!コレが史上最強に面白いどんな読者も楽しめる漫画だー!」
なんて漫画思いついたのなら、漫画のキャラに書かせないで
作者本人が書けばいいじゃないかって話ですし。
仮に漫画の勝負をするタイプの漫画を書くとしても
漫画の誌面を光らせて読者には読ませずに、
パターン3に落とし込むのが通常のやりかただろう。
そんなパターン4に当てはまるジャンルの中で
「お笑い」ネタって言うのもあります。
主人公が放ったお笑いのネタに対して
ライバルがより面白いお笑いのネタを放つ。
主人公のネタ、ライバルのネタ共に読者には見せた上で
どっちが面白いかを漫画上で断定しないといないわけです。
これでライバルのネタがあからさまにつまらなかった日には、
一昔前に乱立したテキストサイトでどーっしょうもないネタに対して、
Font Size =6 になってしまっているような
軽いめまいを覚えてしまうのです。
チャンピョンでフリオチってお笑い目指すタイプの漫画あったんだが
やはり一瞬で消え去っていました。
少なくとも僕は上に指摘した課題はまったくクリアーされてなくて
読んでて微妙感満点だったのを覚えている。
まあ、このジャンル制覇できたら天才だと思います。
漫画内漫画ではサルマン内にとんち番長という超名作があったけど
あれは相原、竹熊の天才2人に漫画の神が降り立ったときの漫画だから
凡人にはそうそう書けないと思います。
っていうかバトル漫画方式じゃないしなサルマンは
そんなわけで「べしゃり暮らし」を生暖かく見守っていきたいと思います。
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by na-3x
| 2005-11-09 00:38
| 漫画